ある意味レアな「鳳凰堂」を見ることが出来たかも(笑)京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの平等院へ

神社仏閣めぐり
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この日は少し時間もあったのでちょっと寄り道をして10円玉でもお馴染みの鳳凰堂がある、世界遺産の「平等院」へ短時間ですが参拝して来ました。

道路を挟んで平等院の向かいに有料駐車場がありますが、料金所などが無くどうやって払うのかな?と車を入れてみると向こうのほうからお兄ちゃんが走って来て「700円です」と(笑)支払うと黄色い領収証を渡されたので、取り敢えずダッシュボードに置いておきました。参拝を終えて帰って来ると同じく迷っている車がいましたが、お兄ちゃんが来ずどうしたら良いのか分からないままそのまま停めていましたが、その後どうなったんやろ??料金所などを作った方がいいのでは?と思ってしまいました。

では道路を渡って拝観料(600円)を支払うところでパンフレットなどを頂きます。この時、中国人ツアー客のガイドに対して料金徴収している年配の女性がえらい剣幕で怒っておられましたが、こんなことがしょっちゅうあるんでしょうね(笑)

 
平等院は永承7年(1052年)藤原頼通により父親の道長の別荘「宇治殿」を寺院に改めて創建。その翌年に阿弥陀如来像を安置する阿弥陀堂が建立され、その建物を現在では鳳凰堂と呼ばれています。では最初にあったのは南門でした。

 
南門と言っても旧南門で伏見桃山城からの移構で、主要部材の殆どが希少な赤樫の巨木であると立て札に書かれています。

 
養林庵書院の入口です。これも桃山城の移構と伝えられていますが、”非公開”となっているので中を見ることは出来ません。

 
浄土院です。平等院の塔頭(たっちゅう)で、15世紀後半に平等院修復のために造られた寺と伝えられているそうです。

 
羅漢堂です。寛永17年(1640年)に建立され、主要部材は建立当時そのままに保存されているとのこと。

 
そして少し歩くと鳳凰堂が見えてくるのですが、ここで最初に受付で言われた「今日は前の池の水を抜いています」との言葉通りに作業員の方が水を抜く作業をされていました。

 
完全に抜くのか不明ですが、水位は下がっており泥の強い臭いがしているのがちょっと残念。。

 
しかし前の池の水は少なくても、鳳凰堂は10円玉に描かれたものそのものでした。この鳳凰堂の内部拝観も300円納めれば可能ですが、今回は時間が無かったため断念。

 
この後集印所で御朱印を頂き、多くの国宝が収められている鳳翔館(撮影禁止)をグルっと回って、足早でしたが終了。

 
平等院の御朱印です。なかなか力強い感じがしますね。

 
今回は時間が無く鳳凰堂の内部拝観が出来なかったのと、池の水が抜かれて風情がイマイチだったのがちょっと残念でした。しかし水を抜いた平等院を見るのもある意味「レア」なことだったんだなあと前向きに考えておきます(笑)鳳凰堂の中も見てないので、またの機会に寄ってみたいですね。
 
※これらの情報は記載時点のものです。

住所 京都府宇治市宇治蓮華116
電話番号 0774-21-2861
駐車場 なし
南門前に「宇治駐車場」あり 700円
Webサイト https://www.byodoin.or.jp/


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