園城寺と長等神社を参拝した後、少し歩いて「野洲のおっさん おにぎり食堂」で昼食を取りました。その後、園城寺の駐車場へ戻りますが、帰り道こちらの神社があったのでここも参拝することにしました。
三尾神社
こちらの神社も園城寺のスグ側にあり、琵琶湖疎水が長等山に入って行くトンネルの近くにあります。駐車場もある様ですが、その場所を通ってみるとほとんどが”月極”となっていた様に見えたので、園城寺もしくは近隣のコインPを利用するのが良いかもしれません。
創建時の物語からウサギで有名な神社ですが、手水舎もウサギとなっており口から水が出ています。御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。
言い伝えをパンフレットから引用しました。
その昔、伊弉諾尊がこの地に降りられ長等山の地主神となられた。この神は常に三つの腰帯をつけておられ、その色は赤・白・黒、その形は三つの尾を引くのに似ていたので三尾明神となづけられた。ある時、その三つの腰帯が赤尾神・白尾神・黒尾神となられ、その中で赤尾神が本神とされ、その出現は太古卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻、卯の方よりとされる。白尾神は文武天皇の大宝年中に、黒尾神は称徳天皇の神護景雲三年(七六九)三月十四日(第二の卯の月)の出現とされている。
この言い伝えから兎が神様のお使いとされている理由の様です。また、以前は園城寺境内にあったのですが、明治九年に現在地へ移されました。
こちらは神門にあたるのかな?ここをくぐると拝殿があります。
拝殿です。この奥に本殿がありますが、周りを囲まれているので本殿の前までは行けません。拝殿向かって右手には「めおと卯」も並んでいます。他にもウサギの絵や造り物がたくさんあるので探してみるのも良いかもしれません。また横から本殿の屋根も少し見えます。
境内の端の方にもウサギがいますね。
境内には摂社・末社も。坂下稲荷神社。五穀豊穣、家業繁栄、商売繁盛、産業隆盛。
日御前神社。子授け安産、夏虫の神。
相殿となっている白髭神社と夷子神社。延命長寿(白髭)と商売繁盛(夷子)。
天満宮。学問の神。
こちらも相殿となっている白山神社と愛宕神社です。結びの神(白山)、火除けの神(愛宕)。
授与所の方へ行って御朱印を頂きますが、こちらの宮司さんは大津にある蝉丸神社の宮司も兼ねておられるとのこと。蝉丸神社の方には誰もいらっしゃらないため、向こうに行ってまたここへ戻ってもらうのも何なんで、まだ参拝に行かれていない方にもこちらで授与されているとのことでした。
御朱印にもウサギ(笑)
蝉丸神社も授与して頂いたので、後日ここへは参拝したいと思います。(毎日通勤でスグ側を通っているのですが)
卯年生まれの方は是非
今回参拝した三尾神社。境内のあちらこちらにウサギの絵や造り物があり、ほんとにここはウサギの神社なんだなあと思えました。卯年生まれの守り神なので、卯年生まれの方は是非訪問されるのが良いかと思います。
ちなみに私は卯年生まれではありません(笑)
※これらの情報は記載時点のものです。
住所 | 滋賀県大津市園城寺町251 |
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電話番号 | 077-522-3044 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
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